江東区議会議員|中島雄太郎

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2025年5月6日

海の森公園に行ってみた!都心から15分で大自然を満喫

豊洲から車で15分!海の森公園とは?

海の森公園は、中央防波堤内側に位置する東京都立の新しい公園です。

東京湾のごみ処分場跡地を再生してつくられたこの場所には、想像を超える広大な自然が広がっています。

車なら豊洲からわずか15分。にもかかわらず、知名度がまだ高くないこともあってGW中でも人はまばらで、穴場感が満載です。

都心とは思えない静寂と緑が広がる穴場スポット

園内には広い森林エリアがあり、静かな森の中を散歩するだけで、まるで別世界に来たかのよう。

人が少ないこともあり、非日常的な空気を味わえます。散歩やリフレッシュにぴったりの場所で、疲れた心と体にやさしい時間が流れています。

海の森ビジターセンターで東京湾の歴史を学ぼう【大人向け】

公園内にある「海の森ビジターセンター」は、大人にこそおすすめしたいスポットです。

江戸時代から始まる埋立地の歴史や、海の森公園の成り立ちをパネルや映像で学ぶことができます。

外観はシンプルなコンテナでここが本当にビジターセンターなのか?という佇まいですが中の展示は本格的。都市と自然の関係を深く知ることができます。ここはホントにオススメです。

江戸時代の埋め立てから海の森公園誕生に至る歴史を見られる4分ほどの動画

海の森公園は子連れに最適!大型遊具と芝生広場で思いっきり遊べる

子ども連れで訪れるにもオススメできるスポットです。

公園内には巨大遊具がある「わいわい広場」と街の公園ライクな「こども広場」の2箇所の子ども向けエリアがあります。

特に「わいわい広場」の大型滑り台は見た目も迫力満点でたくさんの子どもたちが夢中で遊んでいました(遊べるのは6歳から)。

ただし「わいわい広場」はまだ整備中の色合いが強くベンチも日除けもないのでその点はご注意ください。

【注意点】芝生広場に日陰がほとんどないので夏場は要対策

一方で注意が必要なのは、芝生広場に日陰が少ない点です。

現時点では植樹された木もまだ小さく、遮るものがほとんどありません。

夏場に訪れる際は、テントやタープの持参がおすすめです。長時間の滞在には熱中症対策が不可欠です。

海の森公園のアクセス|バス・タクシー・自転車の現実

最大の課題はアクセスの悪さです。

最寄り駅はなく、公共交通は都バスやシャトルバスのみ。それも1時間に1本程度の運行で、タイミングを逃すと大きく待たされます。

東京ビッグサイト周辺からタクシーに乗って東京港海の森トンネルを通って公園までは2,000〜2,500円前後です。

自転車で行く唯一の道はゲートブリッジを若洲側から渡る方法ですがゲートブリッジは自転車の運転は禁止で手押しで渡らなければならず、現実的ではありません。

アクセスは至急に改善してほしいところです。

海の森公園に売店はある?飲み物・食事の持参は必須です

自然との共生を掲げる海の森公園には、売店やレストランは一切ありません。

自販機はありますが、軽食やお菓子がわずかに並ぶ程度。周囲にも飲食店やコンビニはないため、ピクニックなどを計画している方は、事前に飲食物を準備してから訪れるようにしましょう。

なお公園内の自販機はSuicaなどは使えないので現金をお忘れなく。

【現地レポートまとめ】海の森公園は都民が育てる“未来の公園”

今回訪れて感じたのは、海の森公園がまだ“発展途上”の公園であるということ。

しかし、これは都民の手で植樹された木々が育ち、未来に向けて成熟していく公園でもあります。

自然と都市の共生の象徴として、これから多くの人に親しまれる存在になることを願い、今後も引き続き現場に足を運び、そこで見える変化や課題を丁寧に見つめていきたいと思います。

投稿者:江東区議会議員 中島雄太郎

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