江東区議会議員 中島雄太郎

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ごみ有料化 本会議 2024年9月25日

エコ・リサイクル基金と家庭ごみ有料化・資源回収について

📋 この質問のポイント

目的

最終処分場は有限であり、家庭ごみの減量とリサイクルによる循環型社会への移行は喫緊の課題である。東京都が家庭ごみの有料化を検討しているとの報道を受け、区の受け止めと今後の対応を確認する。あわせて、エコ・リサイクル基金の残高と活用計画、資源回収率向上に向けた啓発・環境教育、スーパーマーケット店頭回収の実施状況と拡大可能性を質す。

質問

  1. エコ・リサイクル基金の現在の残高と今後の活用計画は。
  2. 東京都が家庭ごみの有料化を検討しているとの報道があるが、区はこの動きをどう受け止め、どのような対応を検討しているか。
  3. 資源ごみの回収率向上に向けた区民への啓発活動・環境教育の現在の取組は。
  4. スーパーマーケットでの資源の店頭回収の実施状況と拡大に向けた取組は。スーパー以外の小売店や公共施設での資源回収の可能性についての区の考えは。

答弁

基金残高と活用計画(清掃リサイクル課長)

基金残高は補正予算前の令和6年5月末時点で21億4,000万円余であり、不燃ごみの資源化事業への充当を予定していると答弁した。

家庭ごみ有料化への対応(清掃リサイクル課長)

都と区市町村の間で資源循環施策の今後のあり方について意見交換・情報共有を行う検討会を都の関係部署と役員区の部課長レベルで設置しており、ごみの有料化も項目の一つに含まれ、令和6年度も引き続き情報共有と意見交換を予定していると答弁。区の現行の一般廃棄物処理計画では、ごみ発生抑制の一方策として「慎重に検討すべき事項」と位置づけられているとした。

啓発・環境教育(清掃リサイクル課長)

区報・チラシや環境フェア等での普及啓発、リサイクル施設・ごみ処理施設の見学会に加え、清掃事務所職員が小学校に出向き中の見えるごみ収集車「ごみスケ」を使って講習を行うふれあい環境学習に取り組んでいると答弁した。

店頭回収の実施状況と拡大(清掃リサイクル課長)

自主的に店頭回収を行うスーパー24店舗を区ホームページで紹介しており、紙パックや食品トレー等を回収していると説明。昨年度のスーパーへのアンケートでは、費用助成等よりも区民への分別周知・意識啓発に区が積極的に取り組んでほしいとの意見が最も多く、まず周知啓発に取り組む必要があると認識していると答弁。全区的な展開は回収場所・回収ルートの設定が課題であり、まずその整理が必要とした。

結果

家庭ごみ有料化について、都と区市町村の検討会で項目の一つとして意見交換が行われていること、区の現行計画上は「慎重に検討すべき事項」との位置づけであることを確認した。エコ・リサイクル基金は不燃ごみ資源化事業への充当が予定されていること、店頭回収の拡大には周知啓発と回収体制の整理が課題であることも確認した。有料化をめぐる23区の議論は、引き続き注視していく論点である。

📄 議事録全文を読む

※ 江東区議会会議録より引用。読みやすさのため改行・句読点を一部調整しています。

 続きまして、エコ・リサイクル基金積立金について伺います。本基金の現在の残高と、今後の活用計画について教えてください。

294:
◯清掃リサイクル課長  基金残高につきましては、今回の補正予算前ということですけれども、令和6年5月末時点で、21億4,000万円余になりまして、活用計画につきましては、不燃ごみの資源化事業のほうに充当を予定しているところでございます。
 以上でございます。

295:
◯中島雄太郎委員  今月に入って、東京都が家庭ごみの有料化を検討しているという報道がありました。最終処分場は有限であることを考えると、家庭から出すごみを減らし、また、リサイクルできる資源はできる限り分別してリサイクルし、循環型社会への移行を推進することは喫緊の課題です。
 本区として、この都の動きをどのように受け止め、今後、どのような対応を検討されているのでしょうか。

296:
◯清掃リサイクル課長  家庭ごみの有料化についてでございます。現在、都と区市町村の間では、様々な資源循環の施策に関する今後の在り方などについて、意見交換ですとか、情報共有をする場、そういったものを都の関係部署ですとか、役員区の部課長レベルで検討会を設置しているところでございます。
 ごみの有料化につきましても、その中の項目の1つに含まれておりまして、今年度、令和6年度につきましても、昨年度に引き続きまして、情報共有と意見交換を行うことを予定していると聞いてございます。
 また、区におきましては、現行の一廃計画の中では、ごみ発生抑制の一方策という中で、慎重に検討すべき事項というふうに挙げられているところでございます。
 以上でございます。

297:
◯中島雄太郎委員  資源ごみの回収率向上に関しては、区民への啓発活動や環境教育の実施が有効だと考えますけれども、本区の現在の取組について教えてください。

298:
◯清掃リサイクル課長  啓発・環境教育についてでございますけれども、現在、区では、区報やチラシの配布ですとか、あとは環境フェア、そういったイベントを通じまして、普及啓発に取り組んでいるところでございます。
 また、環境教育という面では、区民向けのリサイクル施設ですとか、ごみ処理施設、こういった施設見学会を行っているほか、清掃事務所のほうでは、職員が小学校に出向きまして、中の見えるごみ収集車、ごみスケを使って講習を行うふれあい環境学習に取り組んでいるという状況でございます。
 以上でございます。

299:
◯中島雄太郎委員  ありがとうございます。
 次に、本区の一部のスーパーマーケットでは、資源の店頭回収を実施していると承知しております。これも資源の回収率を上げるいい取組だと考えます。マンションなら別として、戸建ての方々、例えば、スーパーマーケットに缶だとかペットボトルの回収ボックスがあれば、曜日を気にせず、いつでも資源を出せるということで、かなり回収率向上に寄与するいい取組だと考えていますが、その実施状況と、拡大に向けた取組について、御説明いただけますでしょうか。まだ区内全域のスーパーが網羅されている状況ではないというふうに認識しておるんですけれども。
 さらに、スーパーマーケット以外の小売店や、公共施設での資源回収の可能性についても、本区のお考えをお聞かせください。

300:
◯清掃リサイクル課長  店頭回収等についてでございます。現在、社会的責任ですとか地域貢献、そういった一環の中で、自主的に店頭回収を行っているスーパー24店舗につきまして、区のホームページで御紹介をさせていただいている状況にございます。各店舗の中では、紙パックですとか食品トレー、そういったものの回収を行っていただいている状況にございます。
 実は、昨年度ですけれども、そういったスーパーの皆様のほうにアンケート調査を我々実施しまして、その中では、店舗のイメージ向上PRとか費用助成、こういったお声もあったんですが、実は一番多かったのが、区民への分別周知、あるいは、意識啓発にもっと区が積極的に取り組んでほしいというような御意見が多かったという状況でございます。
 そういった中では、我々としては、まず、周知啓発に積極的に取り組む必要があるだろうという認識をしてございます。
 また、全区的な今後の可能性ということでございますが、資源回収の実施に当たりましては、回収場所ですとか、回収ルートをどう設定するかというところが課題と認識してございますので、まずはそちらを整理する必要があるものと認識してございます。

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