開業まで約3か月、豊洲千客万来のテナント公表とプロモーションの現状を問う
目的
2024年2月の開業まで残り約3.5か月となった豊洲千客万来について、開業機運が高まっていない現状を踏まえ、テナント公表やメディア戦略等のプロモーションの現状を確認する。あわせて、事業者任せにせず東京都が主体的に開業までの機運醸成に関与するよう求める。
質問
- 内定済みの54店舗の公表を含め、開業までのメディア戦略・広報PRを万葉倶楽部としてどのように進めるのか。テレビCMの時期や、関係者向け内覧会・プレオープンの実施予定を含め、都が把握している情報を問う。
答弁
テナント発表・広報スケジュール(都・開発調整担当課長)
テナントは既に3店舗を発表済み。その他の店舗の発表は、万葉倶楽部が集客に最も効果的なタイミングを検討している段階であり、時期・スケジュールを本日説明することはできないと答弁した。プレオープンや具体的な広報活動については一部話が出ており、整理のうえ時期を見て報告するとした。
機運醸成の取組(都・開発調整担当課長)
12月まで豊洲江戸祭を実施しており、引き続き事業者と連携しながら、開業への機運醸成と豊洲千客万来の知名度向上に努めると答弁した。
結果
都の答弁は、テナント発表やプロモーションの具体的スケジュールを本日は説明できないとするものにとどまった。私は再質問で、豊洲市場で月2回開催されている夢市楽座(三陸常磐の水産物販売企画)が周知不足で情報にたどり着きにくい例を挙げ、良い取組も周知されなければ人は来ないと指摘した。そのうえで、千客万来は江東区の観光拠点であると同時に東京都にとっても世界から観光客をもてなす重要な施設であるとして、事業者に任せる姿勢ではなく、都が主体的に開業までのスケジュールとプロモーションの把握・機運醸成に取り組むよう要望した。
📄 議事録全文を読む
※ 江東区議会会議録より引用。読みやすさのため改行・句読点を一部調整しています。
令和5年清掃港湾・臨海部対策特別委員会 本文 : 2023-10-17
—————————————————————-
109:
◯中島雄太郎委員 私からは、この千客万来のプロモーションに関して、お伺いいたします。開業まで残り3.5か月、年末年始を挟むことを考えると実質約3か月しかないわけなんですけれども、何かこの千客万来、いまいち2月からオープンするんだというような機運が高まっていないというか、正直、全然盛り上がっていないなというようなところは感じております。
9月13日に施設の正式名称が豊洲千客万来に決まったということで、万葉倶楽部さんがプレスリリースを出しましたけども、ペーパーを出すだけで特に記者会見等するわけでもなく、そこにアンバサダーが中村獅童さんというふうに書かれていましたけど、その後、何か中村獅童さんが、この千客万来に関して何かやったということを私、全く把握していないので、一体、アンバサダーというのは何をやるんだろうというのも気になるんですけれども、そこで、これまではテナントリーシングの関係から、なかなかどういうお店が入るかとかということは、公表は難しいみたいなお話ありましたけれども、もう既に例えば54の店舗に関しては内定はしているわけですよね。としたら、今現状その万葉倶楽部さんがティザーサイトと言うんですか、ウェブサイトをつくって出していますけど、そこには具体的なことって、具体的にどういう店舗が入るかとかそういうことはほとんど書かれていないんです。
何かぼんやりしたコンセプトが書いてあるだけで、これじゃなかなか盛り上がらないんだろうと思うんですけれども、例えば内定している54店舗に関しては、もうそのどういうお店が入るのか、ずらっと、きちっと名前を出して、例えば各お店の店長なり何なりが、こういう商品がうちの目玉だから、ぜひ食べに来てほしいですだとか何だとか、そういう形のプロモーションをやっていなくちゃいけないような段階だと思うんですけども、その辺り今後、開業までのメディア戦略含めて、万葉倶楽部さんとしてどのように広報、PRしていくのか。また、例えばテレビCMを打つならいつぐらいから打つのかとか、あるいは関係者を招いた内覧会、プレオープンみたいなものをやる予定があるのかとか、その辺を含めて把握している情報があれば教えてください。
110:
◯都・開発調整担当課長 中島委員からメディア戦略について御質問がございました。
現在、まず、テナントの発表時期についてでございます。現在、既に3店舗について発表はさせていただいているんですが、そのほかの店舗の発表についてでございますけれども、それらも全部含めまして、現在、万葉倶楽部のほうで、集客に最も効果的なタイミングというものを今検討をさせていただいているところでございまして、本日につきまして、具体的に何か時期、スケジュールについて御説明することができないというところでございます。
ただ、プレオープンの話ですとか、そういう具体的な広報活動については一部話も出ておりまして、今後、整理をさせていただいた上で整いましたら、時期を見て御報告させていただければというふうに考えてございます。
また、盛り上げが足りないというふうな御指摘もございましたのですけれども、まずは我々、12月まで豊洲江戸祭というものでイベントをやってございますので、引き続き事業者と連携しながら、我々のほうとしても開業への機運醸成ですとか、それから、豊洲千客万来の知名度向上に努めていきたいというふうに考えるところでございます。
111:
◯中島雄太郎委員 プロモーションに関してはこれから検討していくというお話でしたけども、本当にこのあと3か月ぐらいでそれで大丈夫なのかなと。そのテナントリーシングの経緯もありますし、東京都さんとして、そこまでその万葉倶楽部さんにプロモーションのところも含めて丸投げというか、きっと万葉倶楽部さんならやってくれるだろうという姿勢でいいのかなって、まずそこが疑問に感じるんですね。東京都さんのほうが主導して、少なくともどういうスケジュールでやっていくかぐらいのことは、今の段階で把握して、ここで説明してくれるような感じじゃないと、また、その結局1か月たって、2か月たって全然プロモーション何もやっていないという話になっちゃうと、何だったんだろう、その検討していくとか把握していくという話になってしまいますので、ですから、その辺しっかりとオープンまでのスケジュール、プロモーションをどうやっていくかに関しては、もう具体的に把握に努めていただきたいというふうに思います。
私、先日、豊洲市場において、三陸常盤の水産物を販売する夢市楽座という企画がありまして、これもこの千客万来、オープンまでの機運を高めるという一つの取組であったかと思うんですけれども、被災県の水産物の消費拡大支援という観点でも非常にすばらしい取組であるし、私も午前11時ぐらいに行ったんですかね、8時から開いているんですけども、ほとんど商品は売り切れていたんですけれども、残っていたホタテを買って食べました。非常においしかったんです。
そこで感じたのは、この夢市楽座という取組は月2回、今行われているわけなんですけれども、まず、その月2回というのがいつといつなのかというのもなかなかちょっと分かりにくいというか、SNSとかで検索してもなかなか情報にたどり着けないんですよね。要するにその周知が弱いというか、せっかくいいことやっているのにあまり知られていないというのはもったいないことなので、やっていても周知されなければ人は来ないので、これは千客万来も同じことだと思うんですよね。なので、そのプロモーションとか周知に関してもうちょっと力を入れていただきたいなと思います。
この豊洲千客万来は、江東区にとっての観光拠点ではあるわけですけれども、東京都にとっても非常に世界から観光客をおもてなしする大事なその施設であるというふうに思うんですね。ですから、そういった観点から万葉倶楽部さんに、事業者に任せるという姿勢ではなくて、東京都さんのほうでもこの主体的に開業まで、都全体でその機運を盛り上げていただきたいと、そういうふうに強く要望して終わります。
江東区の暮らしに関するご意見・ご相談はお気軽にご連絡ください。
← 議会質問一覧にもどる