施設使用料の値上げ延長、判断基準の明確化を求める
目的
令和2年に予定されていた施設使用料の引上げは、コロナの影響を理由に特例的措置として延長が繰り返されてきた。判断基準が曖昧なまま延長が続けば、議会で決めた値上げが実質的に実施不能になる。延長判断の基準を明確にするよう区に求めた。
質問
- 「コロナの状況等を総合的に判断」という基準は曖昧ではないか。何がどうなったら値上げを実施すべきなのか、明確に決めるべきではないか。既に区として実質的に値上げはできないと判断しているのではないか。
- コロナは5類に移行し、なくなることはない。コロナがどうなったら区は値上げに踏み切るべきと考えているのか。
答弁
延長の判断基準(地域振興課長)
今回の特例的措置はコロナ感染症の状況やその他の社会状況を勘案して決定し、過去の対応状況を踏まえて6か月の延長としたと答弁。値上げ実施の基準については、「現時点で、具体的な基準ということで申し上げることはできない」と述べた。コロナは社会状況の一因であり、どこまで下がったらよいかといった議論はこの場ではできないとした。
今後の検討(地域振興課長)
今年度、原則4年に一度の使用料の全庁的な見直しの検討を進めており、その中で区民生活への影響も把握しながら検討していくと答弁した。
結果
区は延長判断について具体的な基準を示せないとの答弁にとどまった。特例的措置の延長が判断基準のないまま繰り返されている実態を質疑で確認した。使用料の全庁的な見直しは本年度に検討が予定されており、その動向を引き続き確認していく。
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※ 江東区議会会議録より引用。読みやすさのため改行・句読点を一部調整しています。
31:
◯中島雄太郎委員 先ほどの答弁でありましたけれども、いつまで延長するんだっていう話というのは、これはやはり議論しないといけないと思うんですね。それで、先ほどの答弁ですと、コロナの状況であるだとか、施設の制限であるだとか、そういったことを総合的に判断してってあるんですけれども、ちょっとこの基準が曖昧だと思うんですよね。一体、本区として何がどうなったら、この値上げというものを実施すべきなのかというのをもう少し明確に決めないと、このままですと、またずるずる延長、延長ってなっていって、もう実質的に値上げができないような状況になってしまうと思うんですね。もしくは、既にもう陳情もたくさん上がっていますし、延長、延長が続いていますから、もしかしたら本区として、もう実質的に値上げはできないというふうに判断されているんじゃないかというふうにも、ちょっと疑うんですけれども、そのあたりはいかがですか。
32:
◯地域振興課長 今回の特例的措置につきましては、あくまでもコロナ感染症の状況であるとか、その他の社会状況を勘案して決定したというところでございます。その期間等につきましても、過去の例といいますか、対応状況を踏まえまして、6か月ということで延長したところでございます。
また、今年度、4年に1遍の使用料の見直しというところで検討を進めてございますので、その中でも、また、十分な検討を進めていく中で、区民生活への影響であるとか、そういったところについても把握して、そして、検討していくというところで考えてございます。
以上です。
33:
◯中島雄太郎委員 ちょっとしつこいんですけども、まだやっぱり曖昧だと思うんですね。主たる原因はコロナなんですよね。それは、5類になりましたと。コロナがなくなるっていうことは、ないわけですよね。我々は、今、コロナと共生していこうって形で、社会を徐々に元に戻しているわけですから、コロナ、コロナって言っていたら、これはしつこいですけども、ずっと延長、延長って判断が続くと思うんですけども、そのあたり、コロナがどうなったら本区としては、値上げに踏み切るべきだっていうふうに考えていらっしゃるんですか。
34:
◯地域振興課長 現時点で、具体的な基準ということで申し上げることはできないと思ってございます。コロナは社会状況の一因、1つの要因であるということで考えてございますので、例えば、コロナだけではなくて、ワクチン接種も、今後、秋に始まるということも勘案してございます。そういったところを総合的に考えてというところで、今回の決断をしてございますので、なかなか一律に、じゃあ、どこまで下がったらいいのかとか、そういったところの議論については、まだこの場ではできないということで考えてございます。
以上です。
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