町会自治会会館建設助成事業について
目的
決算審査にあたり、予算約5,100万円に対し実績約1,400万円と大きな乖離が生じている町会自治会会館建設助成事業を取り上げた。予算精度の問題を質すとともに、温暖化の進行と町会の高齢化を踏まえ、町会会館の空調設備支援の拡充を提案した。
質問
- 町会自治会会館建設助成事業の予算約5,100万円に対し実績約1,400万円と、約3,600万円の差異が生じている理由を問う。
- 予算編成の精度向上と、町会会館の空調設備に係るランニングコスト補助の検討を求める。
答弁
予実差異の理由(地域振興課長)
本事業は町会・自治会会館の建設、修繕、冷暖房設備、耐震診断に要する費用の一部を助成するもの。修繕や冷暖房設備はいつ必要になるか予測しづらい性格があるため、補正減の対応を行わず、最終的に助成の必要がなかった分が執行残として不用額となっていると答弁した。
結果
各町会会館の築年数等は把握可能であることから、より精度の高い予算編成を求めた。あわせて、本事業では空調設備に1件50万円までの助成があることを踏まえ、高齢者の多い町会にとって空調の充実が急務であること、各町会に必ず1つある町会会館はクーリングシェルターのような活用も可能であることを指摘した。その上で、各戸への電気代助成に比べ台数・金額が限定的で多くの区民が恩恵を得られる施策として、ハード補助にとどまらない空調設備のランニングコスト補助の検討を要望した(本要望への答弁はなし)。
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※ 江東区議会会議録より引用。読みやすさのため改行・句読点を一部調整しています。
201:
◯中島雄太郎委員 次の質問に移ります。町会自治会会館建設助成事業について伺います。
この事業、予算がおよそ5,100万円に対して、実績がおよそ1,400万円と、その乖離が3,600万円もあるわけなんです。まず、予実の差異は何なのか教えてください。
202:
◯地域振興課長 予算決算の差異というところでございますけれども、本事業につきましては、町会・自治会の自主的活動を支援するといったもので、町会・自治会会館の建設、修繕、冷暖房設備、耐震診断に要する費用の一部を助成する事業でございます。
修繕や冷暖房設備などにつきましては、いつ本事業が必要になるか、いつ壊れるか分からないといったようなところがあって、あらかじめ予測しづらいという性格がございますので、いわゆる補正減などの対応を行わずに、最終的に費用を助成する必要がなかったということで、執行残という形で不用額が発生しているものでございます。
以上です。
203:
◯中島雄太郎委員 ありがとうございます。なかなかどこの町会で、また、新しく会館を建設するとか読みづらいというお話かと思うんですけれども、予算というのは余らせればいいというものじゃないわけです。ですから、予算を組むに当たっては、もう少し、例えば、どこの町会が築何年であるだとか、そういったことは把握できることですので、もう少し精度の高い予算を組んでいただきたいと思います。
この助成事業では、空調、いわゆるエアコンについても1件50万円まで助成金が出るという制度になっております。昨今の温暖化、気候変動の影響で、エアコン、空調設備の有効性、ますます重要になっております。特に、町会においては非常に高齢者が多いわけです。ですから、来年以降、ますます気温が上がる、暑くなっていくということを考えると、町会会館において、空調設備を充実させることというのは急務だと思うんです。
また、町会会館というのは各町会に必ず1個あるものですから、先ほどから話が出ております、クーリングシェルターのように町会会館を利用することも可能になるかと思います。温暖化に関しては、様々な議員からエアコンに関して、電気代が高いから、電気代の助成を各戸に支給すべきであるだとか、そういった議論が出ておりますけれども、なかなか多くの市民の方に助成金を出すのは難しいというところもあるかと思います。
しかし、町会に設置されているエアコンに関しては、助成は出しますということであれば、台数も限定的ですし、金額も限定的ですし、かつ多くの方がエアコンの恩恵を得られると思いますので、ぜひそのような形で、ハードの補助だけじゃなくて、町会に付いている空調設備のランニングコストの補助についても、検討していただきたいと思います。
以上で私の質問を終わります。
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